

秋田市・文化財イラストマップ
イラストを担当させていただいた「ぐるっと文化財マップ」の雄和地区編が出来上がりました。 【雄和地区編の表紙 下部には写真があしらわれています】 平成23年から毎年1地区ずつ、8年に渡って作られてきた秋田市発行の文化財イラストマップですが、この雄和地区編でひとまず完結です。
毎年夏前に市民を募ってワークショップをひらき、実際に町歩きをしてマップに載せる物件をピックアップ、その後秋田市が検討して掲載物件が正式に決まるのが秋。それを受けて再度一つ一つの現場に足を向けて取材、年末から年明けにかけてイラストを描いて、年度末に出来上がり。
そんなペースで8年間。秋田市中央地区から始まり、新屋、土崎、寺内、八橋・川尻、泉・手形、河辺、雄和の8地区。どの地区を歩いても、古くから人が暮らした歴史があり、今も人の暮らす空間がありで飽きる事がありませんでした。 【表紙面をひらいたところ 全体の大きさはB2版(51.5cm×72.8cm)】 【裏面には重要な物件のイラストと説明文が掲載されています】 このマップは文化財を巡り歩くという視点からのものだったので、実は秋


秋田展、仙台展終了しました。
2月14日(水)から18日(日)まで秋田市の「ル・エタージュ」さんで、翌週の21日(水)から25日(日)まで仙台の「ギャラリー専」さんで開催した個展。いずれも無事に終了しました。個展までの2か月半ほど、特に年が明けてからはほとんど外出することなく引きこもって制作に集中してきました。その分をすべて取り戻しておつりがくるほど、多くの方とお会いしてお話をした2週間でした。
ル・エタージュさんでの個展はこれで4回目になります。 今までで一番お天気に恵まれない5日間でしたが、そんな中でも足を運んで下さるお客様には感謝の気持ちでいっぱいです。
3年前に「ひな絵展」としておひな様の絵を中心に始めた個展ですが、昨年からは「春待ち展」と名前も新たに土鈴や土人形にも力を入れ始めました。今年はさらに型抜き土鈴を増やしたのですが、経験不足のため原型から石膏型を取るのに要する時間(成功率)が読めなくてスケジュール調整にはとても苦労しました。 今回はおひな様を減らして招き猫などの縁起物の絵に挑戦してみました。土人形のおおらかさ、愛嬌、手触りが和紙の上に再現できればいい